データブック
アナログ回路に限らず、回路設計の時には使用する部品のデータブックを必ず参
照する習慣をつけましょう。人間は忘却する生き物ですから、思わぬ勘違いをして
いることもあります。確認の意味でもデータブックを見る習慣をつけましょう。
また、普段からデータブックや新製品情報に目を通していれば、
設計の幅も自由度も広がっていきます。他のメリットとして、データブックには
使用上の注意点や参考回路、理論やアルゴリズムの説明などが満載されていて、
時として教科書より実用上の役に立つということがあります。
例えば、アナログデバイセズ社やナショナルセミコンダクター社のリニアデータ
ブックやアプリケーションノート、日本電気のトランジスタのデータブックなどは、
アナログ回路設計上の色々な理論やノウハウを勉強するのに最適なもののひとつです。
© 2000 Takayuki HOSODA.